草野球チームの作り方とその費用は、どのくらい掛かるのか?

草野球チーム 草野球

「草野球チームでも作ろうかな?」と、野球経験者なら誰しも考えるのではないでしょうか?

実際にはどれくらいの手間と費用がかかるのか、情報がないと不安ですよね。

以外に草野球チームを作るには、やることが多いです。

グラウンドの確保やユニフォームの作成、運営に必要な資金など、知っておくべきことはたくさんあります。

このブログでは、草野球チーム経験者が携わってきたチーム結成の流れや大まかな費用の内訳を詳しく解説します。

これを読めば、草野球チームの立ち上げに向けた確実な一歩を踏み出せるはずです。

草野球チームとは?

草野球とは、一般人や素人(アマチュア)が河川敷のような草の生い茂る場所(球場)で野球を楽しむ形態を言います。

言ってしまうと野球好きな人や中高年・シニア層!誰でも参加できると言えます。

しかしどこかの連盟に加入していると、草野球チーム(リーグ)には参加できない場合もあります。

二重登録できない所もあるので、自分の所属する連盟への確認が必要になります。

草野球チームは比較的リラックスした雰囲気の中で行なわれる野球です。

プロ野球や公式のアマチュア野球とは異なり、友人同士や町のお隣さんたちと一緒に楽しむことが目的とされています。

技術や勝敗には、あまりこだわらず気軽に参加できるのが良い所でもあります。

草野球チームの練習や試合は通常、週末や休日の早朝6時ぐらいから行ない朝の8時ごろには、缶ビールを開けている人もいるのではないでしょうか?

職場や地域で主催するチームが一般的で、参加者は子供から大人まで幅広い層で結成されていることが多いです。

会社の同僚や友人とのコミュニケーションの場として、草野球チームを活用されている人もいます。

 

草野球チームの作り方!

草野球チームの作り方には、いくつかのステップを踏んで準備する必要があります。

草野球チームの作り方の順序は発起人による所もありますが、参考程度にご紹介したいと思います。

 草野球チームのメンバーを集める

スポーツ全般に言えることですが、チームを作る基本はメンバー集めから始まります。

野球は9人で行なうスポーツです。

最低でも9人は必要ですが、交代要員や当日の欠席者などを考えると10~15人程度のメンバーがいると安心できるでしょう。

草野球チームを作るとなると、仲間同士から始まったチームであれば、友達の友達から知り合いと広まり職場の同僚、家族などに声をかけるのが一般的です。

いまではSNSや掲示板などで、インターネットを活用したメンバー募集を行なっているチームは多いです。

草野球チームの方針を決める

チームの目的や目標、方針を決めて行きます。

ここが決まっていないとモチベーションの向上は望めません。

例えば、勝利を目指して練習に力を入れるのか?

楽しさを重視してコミュニティの一環とした活動なのか?などを決めて置くことは必要です。

この方向性によっても、チームの活動スタイル・集めるメンバーのレベルを上げた人材確保の必要性も出てきます。

その方向性で練習量や試合の回数なども変わって来ることでしょう。

初めにメンバーと相談して決めて置くとメンバー集めもスムーズになります。

草野球チーム名とユニフォームを作る

チーム名は、覚えやすくユニークな名前が良いでしょう。

メンバーみんなで考えると一体感が生まれて、やる気も湧いて来ます。

ユニフォームを作るのは、おすすめです。

必ずしも揃えなければいけないというわけではありません。

全員統一した同じユニフォームがあるとチームの結束力も高まり、試合の時の士気を上げます。

予算的に余裕があるのであれば、オリジナルユニフォームを作成すると良いでしょう。

既製品を使用したりすることもできます。

真新しいユニフォームを手にした際には若干の感動すら覚えますよ。

 練習場所を借りる

チーム全員で練習する所と試合を行うための場所は必要です。

一般的には、自治体が管理する公共のグラウンドや学校の運動場を借ります。

地域のスポーツセンターや市区町村の施設予約のためのシステムサイトがあるので、ネットからでもグラウンドの予約ができます。

人気のある場所は早めに予約が埋まってしまうので、早めの準備が必要です。

 対戦相手を見つける

試合相手を見つけるためには、他の草野球チームとの交流が大事になります。

例えば、大会に何度か出ていると、他のチームとの交流が始まったり、相手チームのキャプテンとだけ仲良くなっておけば、他流試合のチャンスは広がって行きます。

草野球リーグに参加し、定期的に試合を行なうことで経験を積むこともできます。

そこで名前を売り込むことが出来れば試合のオファーも入るようになるでしょう。

リーグに参加しない場合でも、SNSや地域の掲示板を活用して対戦相手を募集することも可能です。

 草野球リーグに参加する

草野球チームとして野球のレベルを上げて成長したい場合は、地域の草野球リーグに参加するのは良い選択と言えます。

草野球リーグでは、定期的に試合が行われ、他のチームと競い合うことでチームのレベルアップや結束力の向上も期待できます。

あまりにも力の差のあるチームと対戦すると、選手たちが戦意喪失することもあるので気を付けたいところではあります。

ある程度、レベルを上げてからでもリーグ参戦は遅くないです。

リーグ情報はインターネットや地域のスポーツセンターで知ることができます。

 草野球チームの運営方針を考える

チーム運営には、グラウンド予約、連絡調整、試合のスケジュール管理など、結構やるは多いです。

キャプテン・副キャプテン・マネージャーを決めて、役割分担することでスムーズな運営を可能にします。

草野球チームの作り方は、メンバー集めから始まり、チームの運営方針、練習場所の確保、対戦相手を探す、リーグ参加など、いくつかのステップがあります。

これらを決めて置かないと、後々揉める原因にもなり、よい選手が他チームに流れるという結末にもなりえます。

本来は楽しいはずの草野球チームがメチャクチャな状態になり、現在は活動していないチームも。

仲間と一緒に野球を楽しむためのチームの運営方針(目標)・ルールなどの決めごとは初めにしっかりと決めて置かなくてはいけません。

草野球でストレスと運動不足を解消しに来ているのに、草野球がストレスで時間の無駄になるようでは本末転倒です。

 

草野球チームを作るのに掛かる費用とは?

草野球チームを作るのに掛かる費用は、チームの規模や活動内容によっても異なります。

よって金額も多少前後する所はありますが、一般的な項目と大体の目安として考えて頂ける幸いです。

 ユニフォーム代

ユニフォームはチームの一体感を高めるための重要なアイテムです。

ユニフォームは揃えなくてもよい場合もありますが、多くのチームがチーム名やロゴ入りのシャツや帽子を揃えます。

オーダーをせずに既製品を使用する場合は、一人あたり数千円から1万円程度の金額が掛かります。

オリジナルデザインで作る場合の費用は高くなり、1セット1万円~2、3万円が一般的です。

 グラウンド使用料

練習や試合を行なうためのグラウンドは、公共の施設を利用するのが一般的です。

自治体が管理しているグラウンドの利用料金は、1時間あたり数百円~数千円程度になります。

例えば、1回の練習や試合に2時間使用するとなると、数千円(球場にもよりますが、2~8千円)の費用がかかります。

ちなみに東京ドームは、平日の午前・午後、2時間20分の使用で37,8万円で、平日夜間と土日祝日は+10万円の48,6万円掛かるとのことです。

草野球チームの試合で東京ドームを借りると、両チーム合わせて20人ぐらいで割り勘すれば、一人あたり18,800円で平日の午前・午後、2時間20分!借りることができます。

思い出作りにいかがでしょうか。

 道具代

チームとして揃える必要がある道具には、ボールやバット、ヘルメット、キャッチャーの防具などがあります。

軟式野球用のボールは1個あたり500円~1,000円、バットは数千円から1万円以上します。

ヘルメットは6,000円~1万円前後で、キャッチャー防具セットは1万~3万円ほどです。

個人のグローブやスパイクは各自で用意します。

チームで共用する野球道具代すべてのものを一式揃えるとなると、これは私の推定ですが、5万円~8万円前後ぐらいはかかります。

リーグ参加費

草野球リーグに参加する場合には参加費(年会費3万円前後)がかかりますが、リーグによっても多少の違いは生じます。

この費用には、試合の運営や審判代などが含まれます。

また、大会やトーナメントに参加する場合、エントリー費用として別途料金が発生することもあります。

 保険料

草野球では、怪我のリスクもあるため、スポーツ保険に加入することをおすすめします。

個人で加入する場合は、年間1,500円~2,000円程度のスポーツ保険料がかかります。

チーム全体で加入することも可能で費用をチームメンバーで割り勘にすることもできるのが草野球チームならではの良い所かもしれません。

しかし、ほとんどが個人で負担するのが規則になっているチームが多いでしょう。

その他の経費

チームの運営には、その他の雑費もかかります。

例えば、交通費や飲み物代、車のガソリン代なども考える必要があります。

これらの細かな費用は、活動の頻度や規模によっても異なりますが、月に数千円から1万円程度を見込んでおくと安心です。

草野球チームを作る際にかかる費用は、ユニフォーム代、グラウンド使用料、道具代、リーグ参加費、保険料など、初年度の総額を計算すると、20万円~40万円前後ぐらいは掛かるのではないでしょうか?

これらの費用はチーム全体で負担・分担するため、個人の負担はそれほど大きくはなりません。

もう少し費用を抑えるための工夫ができれば、抑えることも可能でしょう。

例えば、ユニフォームを既製品にするとか?

練習するグラウンドも公共施設を有効活用し、バットもヘルメットもボールも中古のモノを探すなどすれば、かなり費用は抑えられるかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました